06.22(Tue) 『食と子育てのおはなし会』at cafe Teco[福岡市中央区警固]
『食と子育てのおはなし会』 ~旅をする木 小野寺 睦さん、亜希さんをお迎えして~ 2010年6月22日(火) at cafe Teco(福岡市中央区警固)

三瀬の大自然の中での農のある暮らし、ご家族との日々、ご近所の方々との交流、
様々な内容で小野寺ご夫妻のお話を伺う『おはなし会』。
今回は「cafe Teco」さんを会場に、福岡にお住まいのママさん、妊婦さん、プレママさん、
そしてご夫婦でご参加頂き、皆様と一緒に小野寺ご夫妻の思いに触れ、
日々の暮らしの中で大切にしたいことについて、皆様にちょっとだけ足を止めて
考えて頂ける会になればと企画致しました。
おはなし会の最後には、ご参加頂いた皆様と日々の食事について意見交換会を予定しております。
【開催日】6月22日(火)
【時間】・開場13:00・始まり14:00(16:00終了予定)
【開催場所】cafe Teco 092-713-9377
【参加費】1500円(おやつ&お茶付き)
【定員】限定30名(お子様連れ可能です)
【問合せ】092-405-6556(cafeBROOCH)、092-713-9377(cafeTeco)
【ご予約方法】info@cafebrooch.com メールにてお申し込み下さい。
①代表者名②参加人数③お子様の月齢④電話番号を明記の上、ご予約下さい。
【当日の持参物】
日々のお食事を画像に撮って、ご持参下さい!
印刷してお持ち頂ける方は、印刷したものをご持参下さい。
おはなし会の最後に、皆様で日々のお食事について
交換会を予定しております。
★☆★「卵と竹炭 旅をする木」小野寺 睦さん、亜希さん ★☆★
三瀬村の山懐に抱かれた小さな鶏舎と木造の母屋。そこで4人の家族が伸び
伸びと暮らしている。同村中ノ鶴で養鶏業を営む小野寺睦さん一家。
睦さんは、元大手広告代理店の営業マンで、1999年8月、村に移り住んできた。
東京で生まれ育ち、進学、就職も都内。
会社では電気メーカー担当のプランナーとして腕を振るった。ひたすら数字を
追いかける毎日で、「過労で倒れることも多かった30代前半までは『上』を目指し、
がむしゃらだった」と振り返る。
入社五年目の95年、大きな転機が訪れた。同僚だった亜希さんと結婚。初めて東京を離れ、
福岡の九州支社へ異動した。東京と違い少し車を飛ばせば海や川、温泉だってある。
恵まれた自然と開放感、おいしい食べ物に「腹立つくらいだった」と印象を語る。
2年後、三瀬村での田植え体験で農業と巡り合った。ぬるぬるした田んぼに素足を踏み入れ、
汗をかく。会社員時代は他人が作った製品をPRするだけ。農業は自分が作ったものを
人に直接手渡せ、反応がすぐ返ってくる。「こんな気持ちのいい仕事があったんだ」と
心が弾んだ。仕事が終わると、土手に腰掛け料理や酒を楽しむ。村人の言葉は分からなかったが、
一緒にいるだけで楽しかった。
競争、出世、高給...。「今、世の中でどれだけ自分の価値があるのか。このままでいいのか。
仕事で味わえない喜びが村にはある」。東京へのUターン話もあったが、
三瀬の自然に身を委ねようと決意した。亜希さんも「新しいものにチャレンジしてもらいたい」
と後押し。親からは猛反対を受けたが、迷いなく辞表を出した。
村に移り住んでからはコメ、野菜を作りながら、炭焼きで生計を立てた。サラリーマン時代と違い
会社の「看板」が無意味な世界。火加減や土のかけ方などのマニュアルもなく「身一つの闘い」。
自然と対峙(たいじ)していくなかで、生きる厳しさ、人付き合いの大切さを学んでいった。
二人には、珠希ちゃんと安珠ちゃんという三瀬生まれの娘がいる。長女は助産院に行く
タクシーの中、二女は睦さんが不在の時、自宅で産声を上げた。「生まれた時は、
まるで真珠が光っているようだった」。
病院から離れた田舎ならではの体験。子どもたちは今、自然という教室で虫を追いかけ、
川に入り、あぜ道でご飯を食べたりと「お金で買えない体験」を満喫している。
睦さんには夢がある。山中にカフェを建てることだ。「共に汗を流し、自然の恵みに感謝する。
そんな人たちの居場所にしたい。決して商業的でなく、人間同士の付き合いができる場に」と
力を込める。